ボウリング用語集
あ
- アプローチ
[approach] - ファールラインの手前部分、ボウラーが助走する場所の総称。メープル(楓・かえで)の部分。
- アベレージ
[average] - 総得点をゲーム数(G)で割って、算出する平均点をアベレージ(アベ)と呼ぶ。通常、アベは12G以上の平均点だが、3Gでいう場合もある。正しくはAVGと表記する。
- アロー
[arrows] - レーン上に刻印された三角形の矢印。ターゲットやスパットと呼ぶことが多い。コントロールをよくするための目印で、トライアングルとも言う。
- オイル
[oil] - レーン表面に塗布する油。レーン・コンデイショナーと呼ばれ、表面の保護とボールの走り・曲がりを決める重要なものである。
さ
- ストライク
[strike] - 第1投目に10本のピンすべてを倒すこと。スコアリングでは、次の第1球と第2球の得点が加算され、lゲーム中連続して12回ストライクすると、パーフエクト・ゲーム(300点)となる。
- スネークアイ
[snake eye] - 7番ピンと10番ピンのスプリットのこと。(セブンテンとも言う)
- スペア
[spare] - フレームの2球目ですべての残ピンを倒すこと。スペアをとれば、次のフレームで最初の投球・第l投目で倒したピン数を加算できる。
- スプリット
[split] - split(割れている)。ヘッド・ピンはすでに倒された状態で、残ピンがl本以上離れた位置にあること。
た
- ターキー
[turkey] - turkey (七面鳥)。1本の矢で3羽の七面鳥を射るという、一石二烏の例え。レーン・コンデイションが悪く、ストライクを続けることが極めて難しかった時代の3連続ストライクを、驚きの意味でいう言葉。
- ダブル・ウッド
[double wood] - 2-8ピンや3-9ピンのように、2本のピンが前後に重なって立っている状態。後ろのピンが見えない。
は
- バック・アップ・ボール
[backup ball] - 右利きの場合、左から右へ曲がる球質を言う。時計針の動きで、12時から3時方向へ手首を逆同転させて投げる。初心者に多く見られ、手首や指などを痛めやすい。
しかし、理論上正しくないと言われる投げ方(逆方向へ曲がる球質)のプロボウラーも存在する。
- ハウス・シューズ
[house shoes] - ボウリング・センターの備品として、貸出しているシューズ。
- ハウス・ボール
[house ball] - ボウリング・センターの備品として、貸出しているボール。
- ビッグ・フォー
[big four] - 4-6-7-10スプリットの呼称。
- ファール
[foul] - ボール投球前後、またはピンがセットし直される前に、ファールラインを超えてしまうこと。倒したピンはゼロ点となる。
- ファールライン
[foul line] - アプローチとレーンを仕切る、両側のガターまであり、2分のlインチの太さを持つ黒いラインのこと。これを踏んだり、またいだりするとファールとなる。
- フック・ボール
[hookball] - ピンに近づくに従って、急に曲がり出す球質。
- ブルックリン
[brooklyn] - 右投げで、第l球を1-2番ピン側に投げ込んだときにいう言葉。ニューヨーク・マンハッタンから見れば、イースト川を挟んで反対側にブルックリンがある。それで、1-3ポケットの反対側を打ってストライクになったりすると、ブルックリン・ヒット!と声をかけたりした。
- ベビー・スプリット
[baby split] - 2-7、3-10など狭い距離のスピリット・ピンが残るケース。1本のピンを間にはさんでいるので、正確に中間をボールが通ればスペアできる。4-5、5-6、7-8、8-9、9-10なども同様に見えるが、間に他のピンがないので「ベビー」とは呼ばない。
わ
- ワッシャー
[washer] - 1-2-10ピンや1-2-4-10の残りピンを指す。一見してスプリットだが、1番ピンが含まれているのでスプリットは言わない。
協力:トミコシ高島平ボウル